【8/5開催！参加者募集】女子中高生のSTEM領域選択を応援！行政DXのお仕事体験ツアーを行います
- 公開日
GovTech東京は、東京都および公益財団法人 山田進太郎D&I財団が主催する女子中高生向けSTEM※領域体験ツアープログラム「Girls Meet STEM in TOKYO」に参画し、2025年8月5日（火）にオフィスツアーを開催します。
本ツアーでは、AIを使ったワークショップの体験や、行政DXの最前線で活躍する女性エンジニアとの座談会を通して、理系分野への進路やキャリア選択の可能性を広げる機会を提供します。
※STEM：Science（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、Mathematics（数学）の4分野の総称
開催に先駆け、6月11日（水）に東京都と公益財団法人 山田進太郎D&I財団が記者発表会を開催し、本事業の概要を説明しました。併せて、GovTech東京が提供するオフィスツアーを実施しました。
8/5開催オフィスツアーの参加者募集（〆6/24）
GovTech東京は、東京全体の行政DXを効果的に進めるため、2023年に東京都によって設立された外郭団体です。様々な業界で活躍してきた多くのエンジニア等も参画し、デジタルによる行政イノベーションに挑戦しています。
- タイトル：
デジタルの力で東京を便利に 「AI×行政」のお仕事を体験！女性職員に聞く、行政DXの最前線 - 実施日時：
2025年8月5日(火)13:00～15:30 - 参加対象：
都内在住又は在学の女子中高生 - 定員：
20名 ※定員を上回るご応募いただいた場合は抽選となります - 参加費：
無料 ※会場までの交通費等は参加者の負担となります - 会場：
GovTech東京 イベントスペース（東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル24階） - プログラム：
“行政DX”って何？GovTech東京はどんなことをしているの？
実際に体験してみよう！AIを使ったワークショップ
GovTech東京で働く女性エンジニアの先輩たちとの座談会
※プログラムは変更になる可能性がございます。
オフィスツアーを6/11に実施しました
当日は女子高校生が23名参加し、8月5日に実施予定のオフィスツアーを実施しました。前半では行政のデジタル化の必要性やAI活用の実態について講義形式で説明を行い、後半はGovTech東京で活躍する女性職員によるパネルディスカッションを開催しました。
「生成AIを活用してニュース記事からXの投稿文を作成するアプリ」のデモンストレーション体験や、東京都のSTEM分野やGovTech東京で働く先輩職員とのパネルディスカッションを通じて、「行政がどのようにテクノロジーを活用しているのか」 「テクノロジーの仕事とはどういうものなのか」を学びました。
スペシャルゲストとして小池百合子東京都知事も登壇し、参加した生徒からの進路選択や女性の社会進出に関する質問に答え、自身の経験を踏まえ、未来を切り拓くためのヒントやエールを送りました。
参加者の声
- 理系に進むことが決まっていましたが、明確な将来のビジョンが描けず悩んでいたので、実際に働いている方のお話を聞くことは貴重な経験になりました。
- パネルディスカッションでこんな職業があると知り、やりたいことが見つかった気がします。小池都知事のお話から、東京都が理系分野への進学を後押ししてくれていることがわかり、勇気づけられたし、この業界に入りたいと思いました。
- 行政のAI活用は、身近で感じた不便さをもとにテクノロジーを使って都民が暮らしやすい環境を作っているという点に興味を持ちました。
当日の様子は、東京都からのプレスリリースもご覧ください。
参画の背景
行政でも求められている、デジタル人材
行政において、デジタル化に関する都民の利用率・満足度は低い水準にあるほか、人口減少に伴い、行政サービスを担う職員の大幅な減少が見込まれています。そのため、行政のデジタルトランスフォーメーションが求められており、公共分野を支える多くのデジタル人材が必要です。
IT領域へのキャリア選択を支援
日本はSTEM分野の仕事に携わる女性が圧倒的に少ないと言われており、STEM分野の大学卒業生における女性比率は17.5%であり、OECD加盟38か国（平均32.5%）の中で最下位となっています。（OECD, Education at a Glance 2023）
GovTech東京は、STEM分野での女性活躍を推進する本プログラムの趣旨に賛同し、2024年度より、現場体験と女性ロールモデルとの出会いを提供しています。本年度はGovTech東京を含む50社以上での実施が予定されています。
本イベントが、将来の進路やキャリア選択の幅を広げるひとつのきっかけとなれば幸いです。
